中学1年生で習う現在進行形について、現在形との違いをうまく理解できず悩まれている方もいるのではないでしょうか。
本記事では現在進行形の意味や作り方について解説します。実際の例文とあわせて解説しますので、ぜひ本記事を参考にして現在進行形の理解を深めてみてください。
英語の否定文とは
英語の否定文とは「〜ではない」「〜しない」といった、否定の意味を表す文章のことです。たとえば「彼は生徒ではありません」や「私はテニスをしません」といった文章が挙げられます。
後述しますが、英語の否定文では基本的に「not」が用いられます。文中に「not」があれば「〜ない」という意味になることを覚えておきましょう。
動詞別の否定文
否定文の作り方は、文中の動詞によって異なります。
be動詞の否定文
be動詞の否定文は「主語 + be動詞 + not」で表します。
▼例文
・He is not here.(彼はここにはいません)
・I am not a doctor.(私は医者ではありません)
・Ms.Green is not our teacher(Greenさんは私たちの先生ではありません)
・This pen is not mine.(このペンは私のものではありません)
・Taro & Jenny are not students of this school.(TaroとJennyはこの学校の生徒ではありません)
また「主語 + be動詞 + not」を短縮するケースもあります。
▼例
・I am not → I'm not
・You are not →You're not
・He is not → He's not
一般動詞の否定文
一般動詞の否定文は「do / does not + 動詞の原形」で表します。主語が三人称単数で、時制が現在の場合のみ「do」の代わりに「does」を使います。
※三人称単数→「I」と「You」以外で、1人もしくは1つのもの
▼例文
・I do not like apples.(私はりんごが好きではありません)
・He does not play the guitar.(彼はギターを弾きません)
・They do not know her.(彼らは彼女のことを知りません)
・My brother does not have the watch.(私の兄は時計を持っていません)
・We do not play baseball.(私たちは野球をしません)
また「do / does not + 動詞の原形」を短縮するケースもあります。
▼例
・do not → don't
・does not → doesn't
助動詞の否定文
助動詞の否定文は「助動詞 + not + 動詞の原形」で表します。
▼例文
・He can not speak English.(彼は英語を話せません)
・It will not be sunny tomorrow.(明日は晴れではないでしょう)
・You must not go there.(あなたはそこに行ってはいけません)
・You should not be here.(あなたはここにいるべきではありません)
また「助動詞 + not + 動詞の原形」を短縮するケースもあります。
▼例
・can not → can't(cannot)
・will not → won't
・must not → mustn't
・should not → shouldn't
「not」以外を使う否定文
英語の否定文では「not」を使わないケースもあります。
「no」を使う否定文
「no」は「少しの〜もない」という否定の意味を表します。
▼例文
・I have no time.(私にはまったく時間がありません)
・he has no idea.(彼にはまったく考えがない)
・No problem.(まったく問題ありません)
「never」を使う否定文
「never」は「決して〜ない」「一度も〜ない」という否定の意味を表します。
▼例文
・I never want to go.(私は決してそこに行きたくありません)
・He is never kind.(彼は決して親切ではありません)
・She never gets up early.(彼女は早起きをした試しがありません)
否定文に関する問題例
否定文に関する問題をいくつか紹介いたします。
あわせて解答も記載しますので、まずはゆっくり考えてから答え合わせをしてみてください。
問題1
問題:次の文を否定文にしなさい。
A:That is my bag.(これは私のかばんです)
B:He plays tennis.(彼はテニスをします)
C:It will be rainy next week.(来週は雨模様になるでしょう)
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解答:Aは「That is not my bag.」、Bは「He does not play tennis.」、Cは「It will not be rainy next week,」
補足:
Aについて、be動詞の否定文は「主語 + be動詞 + not」で表現します。
Bについて、一般動詞の否定文は「主語 + do / does + not + 動詞の原形」で表します。
Cについて、助動詞の否定文は「主語 + 助動詞 + not + 動詞の原形」で表します。
問題2
問題:それぞれの日本文の意味になるように、英文を完成させなさい。
A:その授業は難しくありません。
→ The class ()()difficult.
B:私の兄はスポーツが好きではありません。
→ My brother ()()like sports.
C: 私たちは車を運転することができません
→ We ()()drive a car.
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解答:Aは「is」「not」、Bは「does」「not」、Cは「can」「not」
補足:
Aについて、主語の状態に関する説明はbe動詞で表します。今回は、主語が三人称単数のため「is」を用いた否定文を作成します。
Bについて、「〜が好き」は一般動詞「like」で表します。今回は、主語が三人称単数で時制が現在のため「does」を用いた否定文を作成します。
Cについて、「〜できる」は助動詞「can」で表します。助動詞の否定文は、助動詞のあとに「not」を置いて作成します。
問題3
問題:次の単語を並び替えて文章を成立させなさい。ただし、1つだけ不要な単語が含まれています。
A:今日は空が曇っていません。
→【 sky / no / is / cloudy / not / the / today / . 】
B:彼らは家でゲームをしません。
→【 not / they / home / plays / at / does / games / do / . 】
C:私はお金をまったく持っていません。
→【 have / I / no / money / not / . 】
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解答:Aは「The sky is not cloudy today.」、Bは「They does not play games at home.」、Cは「I have no money.」
補足:
Aについて、一度肯定文で考えてみるとわかりやすいです。「今日は空が曇っています」は「The sky is cloudy today」になります。be動詞の否定文になるため「not」を使用して文章を作成します。
Bについて、一度肯定文で考えてみるとわかりやすいです。「彼らは家でゲームをします」は「They play games at home.」になります。一般動詞の否定文になるため「do」もしくは「does」を使用します。今回は、主語が三人称単数で時制は現在系のため「does」を使用して文章を作成します。
Cについて、「まったく〜ない」は名詞の前に「no」を置いて表現します。「お金がまったくない」は「no money」になります。
まとめ
本記事では、否定文の基礎知識について解説しました。英語の否定文とは「〜ではない」「〜しない」といった、否定の意味を表す文章のことです。基本的には「not」を使って表します。文章中に出てくる動詞(be動詞・一般動詞・助動詞)によって、文法が異なりますので、それぞれでの否定文の作成方法をきちんと覚えておきましょう。
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